君と恋の歌


ガタッ

「いってきます」


立ち上がった俺に、ハルさんは行ってこいと言って笑った。


俺は本当にばかだ。


空の前では大人なフリをして、必死に大人ぶって…


本当は、みっともない嫉妬までしてるというのに。


真っ暗な道を走り続けると、冷たい風が頬に当たって痛い。