君と恋の歌


空はたまに照れたり、拗ねたりしてたけど、俺に見せてくれた表情のほとんどが笑顔だった。


「好きなんです、空太さんの声」


そう耳元でささやいたときも、きっと空は笑ってただろう。


「ずっと大切にします」


そういってネックレスを見つめる空も、笑っていた。


空の声が聞きたい。


空の笑顔が見たい。


それなのに、空を泣かせていていいはずがない。