君と恋の歌


そして空の言葉で、深い穴に落とされたようだった。


「新島さん、入っててくれますか?」


「あぁ、うん」


そう言って、空がその新島とかいうやつに鍵を渡した。


…俺を部屋に入れてくれたし、ネックレスもしてくれてたから、てっきり彼氏はいないと思ってた。


でも、考えてみるとおかしくない。


だって、空は俺のことを良い友達だと思っているのだから。


「…あの、ごめんなさい」


「ううん。勝手に送っただけだから」