君と恋の歌


そんな理由で…


空を見つめると、自分で言って恥ずかしいのか俯いたまま歩き続ける。


「空」


その手をつかんで立ち止まる。


そして、空が手に持っているマフラーを持って空の首にぐるぐると巻いた。


「してくれてるだけで嬉しいから。…風邪引かないようにしないと」


「……うん」


あれから空に会うと、いつも胸元で輝く星に頬が緩んだ。


それを、さらに隠したくないなんて、どこまで俺を嬉しくさせるんだ。