君と恋の歌


「ははっ」

なんだそれ。


さっきまで言いたくなさそうにしてたのに、普通そんなに素直に伝えるか?


なんて思いながら空ちゃんを見ると、ニコニコと笑って見つめ返してくる。



すごく気持ち良かったのは、夢だからじゃなくて夢じゃなかったからだ。


「空太さんの髪がふわふわしてて、触りたくなっちゃって…」


そう言う空ちゃんの顔を見上げると、明らかに俺よりふわふわした黒髪を耳にかける。


「じゃあ、俺もさわっていい?」


「えっ…」