君と恋の歌


これって…

プロポーズ…?

なんて考えるまもなく、私の目にははっきりと指輪が映った。


空太が私をまっすぐに見つめている。

みるみるうちに、その顔が見えなくなっていき、頬に冷たいものが伝った。


それが涙だと気づくのに時間は少しもかからなかった。


「空太の隣にいたいです」


涙が止まらず流れる頬に、空の指が優しく触れた。


「結婚しよう、空」

「…はい」