空もだよ。 そう伝えたい気持ちを、夜の海の雰囲気が包み込んだ。 今は空太の話を聞きなさい、ってそう言ってるみたいで、開きかけた口を閉じた。 「空といるときが一番落ち着くし、安心するし… 一番幸せ」 少し間をおいて、空太がはっきりとそう言った。 「俺と、一生一緒にいてくれますか?」 そう言われて私の前に出されたのは、月明かりにキラキラと輝く指輪だった。