君と恋の歌


いつもと少し違う空太は、まっすぐに私の答えを待った。

「…」


時計の音だけがきこえる。


どう言ったらいいのかわからなくて目線を合わせると、空太が口を開いた。


「でも、空がやっぱり嫌っていうなら、俺はやめるよ?」


…そんなにまっすぐな目で見られて嫌なんて言えるわけがない。


なんて理由をつけようとするけれど、私はもとから空太に触れてほしかったんだ。


「空太…大好き」