君と恋の歌


まわりがカップルだらけのなかで、男一人で歩くのはさすがに恥ずかしい。


そういえば、空ちゃんって働いてる?


それとも学生?


俺、そんなことも知らなかったのか。


そう思いながらとりあえず店が並ぶ道を歩き続ける。


「ネックレス…はさすがにねぇか」


ガラスの壁のなかに飾られたきれいなネックレスをみて首を傾ける。