君と恋の歌


「…そらね、そらたさんが好きなんだよ。大好きなんだよ…」


起きてるのかと思うほどのセリフに立ち止まったけれど、意識がもうろうとしているらしい。


はっきりとしない意識の中で言う空のセリフは、俺しか聞いていないのにすごく照れくさい。


思いがすれ違っているときだからこそ、空のセリフは甘く響くのだろう。


空はきっと俺を好きでいてくれる。


それがこの言葉からわからないわけじゃないんだ。