君と恋の歌


モニターも見ずにドアを開けると、そこには空太がいた。


「遅くにごめんね。ちょっと早く終わったから空に会いたくて」


最初は眠くて、こんな時間にと思ったのに、空太の声を聞いたらそんなのどうでもよくなった。


「空も会いたかったよ」


空太に抱きつくと、空の背中に優しく腕を回してくれた。


耳元に空太の頬が触れた。


「冷た!」