空が言っちゃったら、お姉ちゃんはきっと自分のせいだって責めるから。 青森に着いてから私を待ってたのは、新島さんとの結婚とお店のすべてだった。 もともと血の繋がりがある私がその店の責任者になる予定だったから、一瞬間で頭に叩き込んでねって言われたの。 必死に覚えて、必死に働いて、正直空も逃げちゃいたいと思った。 でもそんなとき、まるで空を見てるみたいにお姉ちゃんから電話がくるの。 「元気?」って… それを聞いたら、空、働かなくちゃいけないって思うんだ。