空太さんが好きって言ってくれて、空もだよって空太さんの胸に飛び込みたかった。 それくらい夢みたいに嬉しかった。 でも、その瞬間にお父さんに言われたことを思い出して好きなんて言えなかったんだ。 初めて空太さんに会ったとき、テレビに出てる人なんて遠いなぁって思ってけど、さらに遠くなった気がした。 それで、ハルさんに手紙だけ預けて、次の日すぐに青森に帰ったの。 その日もお姉ちゃんから電話があったけど、保育士の仕事ちゃんとしてるよって嘘までついてさ。