君と恋の歌


なにをいっているのかわからず、とりあえず「そうですか」と返す。


「んじゃあな」


「はい、また」


ベンチから立ち上がって歩き出すと、「空太!」と後ろから呼ばれた。


「今夜はイルミネーションがきれいだぞ」


「そうですか」


最後までなにをいっているかわからなかったけれど、俺は気にもせずに家に帰った。


「さむ…」


家に入っても外と変わらないくらい寒く、俺は急いで暖房を付けた。