「さっきはごめん」 准くんと二人きりになると、申し訳なさそうに准くんが言う。 「大丈夫。…あのさ、准くん。…空結婚するんだって」 「え?」 一番相談に乗ってくれた准くんには、話そうと思った。 准くんは、目を見開いて驚いていた。 「実家が和食屋らしくて、婚約してそこにいるんだ」 「…うそでしょ?だって空ちゃん、空太のことが好きだって…」