夢だと思いたいけれど、ベットの横のチェストには、確かに青い星が光っていた。


俺は、これをつけてもいいのだろうか。


振られた人にもらった物をつけるなんて、未練がましくないだろうか。


「俺ってこんな女々しかったか…」


自分が正直嫌になる。


一人ではどうしようもなく寂しくなり、スマホを手にとって番号を押した。