君と恋の歌


よくみると、青く輝くそれは、空にあげたのと少し違った男物だった。


「空太さんに会えて良かったよ。本当にありがとう」


真っ直ぐに俺を見て言う空に、鼓動が高まるのを確かに感じる。


だめだ。


この思いを空に伝えるわけにはいかない。


14も歳の離れた相手である空が俺と一緒にいるのは、友達と思っているからだ。


一度目をそらしてから、深く息を吐いて空をもう一度見る。