「いこうか」 「うん」 本当は一日かけて行きたかったけど、俺と出歩くと迷惑をかけるから。 自分が好きでやった仕事にはかわりないけれど、こういうところは少し嫌だ。 「どこにいくか決めた?」 「うん!」 空がスマホで地図を開いて、俺に見せた。 「…いいね」 地図に書かれたその場所に、俺も頷いて車を出した。