「うん!わかった!」 「じゃあ、夜帰ったら迎えにいく」 「ありがとう」 ───────────── 周りからすれば、カップルにしか聞こえない会話を二人が堂々としている。 そのことに気づきもしない二人を、ハルは静かに見守っていた。 「そろそろ、閉店ですよ」 そっと伝えたその声に、二人が笑って立ち上がり、幸せそうに店を出た。 ───────────