助手席のドアを外から開けると、空はいつもよりちょっと固く笑った。 部屋までの道もやっぱり沈黙で、空の気持ちが顔に書かれているようにわかる。 「おじゃまします」 「うん、どうぞ」 部屋に入って空をソファに座らせ、コーヒーを入れた。 それをもってキッチンをでると、空が落ち着かない様子でキョロキョロしていた。 「どうかした?」