君と恋の歌


なにも言わない空をみると、驚いたような照れたような、そんな顔をしていた。


なんで今照れるんだ?


なんて思う俺は、やっぱり女心が全然わかっていない。


空を見ると、淡いピンクのワンピースにコートを羽織っていて、いつもより大人に見えた。

「空、いきたい場所ある?」

「う、うーん。なんだろ…ゆっくりできるところ?」


俺の質問に、空が切り替えたように答える。


「じゃあ、俺の家に来ない?」

「え…?」