君と恋の歌


「11時…」


時計を見ると、まだお昼には早い時間。


俺は空のマンションの駐車場に車を停めて、時計を見た。


早く来すぎた。


準備もできていないだろうから、部屋に行くわけにもいかず、運転席で迷う。


今行ったら、いかにも楽しみにしてました、みたいでカッコ悪いし。


コンコン


そんなことを考えていると、窓を叩く音がした。