君と恋の歌


「だって~、夜に会うならここしかないし、今日も会うって言ってたじゃん」


だからってなんでわざわざ来るんだって思ったら、読み取ったように「みてみたかっただけ~」と言った。


そう言えば一度、准くんともここに来たことがあった。


結構前のことだったのに、なんで覚えてるのか。


「じゃあ、おじゃまみたいだから俺いくね。またね、空ちゃん!」


「うん、またね准くん」


仲良さげに名前で呼びあう二人に少しムッとしながらも、空の隣に座る。