チャプター5
「私はココにいます」
コンビニからスポーツ新聞を届けた配達員が出てくる。その配達員は新聞を前のカゴに山積みした自転車にまたがるとその場を去って行く。コンビニの隣にはコインランドリーがあり、その中にベンチに座る林檎がいる。まだ体は濡れたままでベンチから水が滴っている。そこへコンビニの袋を持って福生が入ってくると手にもった袋を林檎に差し出す。
林檎「ありがと。随分時間かかったね」
こんな時間にレジが混んでいるわけはない。つくるのに時間がかかる注文をしていた別けでもない。福生はこれからコインシャワーに入る林檎の為に下着とタオルを買ったあと、トイレでオムツを便器に流すのに時間がかかったのだ。福生は外出に限らず、部屋でもオムツを付けている。糞尿が飛び出す感覚がないのだ。先の出来事で恐怖の為か糞尿がスプラッシュフィーバーしていた。臭いは分かる、自分のモノとはいえ臭いものは臭い。あと、林檎の下着を選ぶのに少々迷った。コンビニのわりに下着のラインナップが豊富だったからだ。この男は執拗にTバックが好きだった。それは、ある日コンビニで買い物をしていた折、しゃがみ込んで、うまい棒の何味を買うか迷っているギャルのローライズパンツから覗くTバックが神秘的なエロスに満ちていたから。ギャルは決して可愛いわけではなかったが、少し田舎くさい何とも淫乱なその風貌が福生の性欲を掻き立て、目にした尻は、半分顔を出し、下着は確実にTの文字を福生の無垢な瞳に刻みこんだ。
両手を広げてみてほしい。その姿はTの字になり、私はココにいます!よと体いっぱいに自分の存在をこの世に証明しみせる。その日のTバックは「私はココにいます」そぉ福生に呼び掛けた。
あなたがいて、僕がいる。時に人はTバックに勇気づけられ明日への希望を見い出すこともあるのだ。
「私はココにいます」
コンビニからスポーツ新聞を届けた配達員が出てくる。その配達員は新聞を前のカゴに山積みした自転車にまたがるとその場を去って行く。コンビニの隣にはコインランドリーがあり、その中にベンチに座る林檎がいる。まだ体は濡れたままでベンチから水が滴っている。そこへコンビニの袋を持って福生が入ってくると手にもった袋を林檎に差し出す。
林檎「ありがと。随分時間かかったね」
こんな時間にレジが混んでいるわけはない。つくるのに時間がかかる注文をしていた別けでもない。福生はこれからコインシャワーに入る林檎の為に下着とタオルを買ったあと、トイレでオムツを便器に流すのに時間がかかったのだ。福生は外出に限らず、部屋でもオムツを付けている。糞尿が飛び出す感覚がないのだ。先の出来事で恐怖の為か糞尿がスプラッシュフィーバーしていた。臭いは分かる、自分のモノとはいえ臭いものは臭い。あと、林檎の下着を選ぶのに少々迷った。コンビニのわりに下着のラインナップが豊富だったからだ。この男は執拗にTバックが好きだった。それは、ある日コンビニで買い物をしていた折、しゃがみ込んで、うまい棒の何味を買うか迷っているギャルのローライズパンツから覗くTバックが神秘的なエロスに満ちていたから。ギャルは決して可愛いわけではなかったが、少し田舎くさい何とも淫乱なその風貌が福生の性欲を掻き立て、目にした尻は、半分顔を出し、下着は確実にTの文字を福生の無垢な瞳に刻みこんだ。
両手を広げてみてほしい。その姿はTの字になり、私はココにいます!よと体いっぱいに自分の存在をこの世に証明しみせる。その日のTバックは「私はココにいます」そぉ福生に呼び掛けた。
あなたがいて、僕がいる。時に人はTバックに勇気づけられ明日への希望を見い出すこともあるのだ。
