いいじゃん、俺の彼女になれば。

まずい……。



緊張の糸が切れちゃったかも。



さすがは、ゆるふわ王子。



あんなに身構えてたのに。



一瞬でガードを破られちゃったよ。



チラッと視線をゆるふわ王子に向ける。



すると……。



「なー。
俺に話してみ?
少しは、楽になるかもよー」



ゆるふわ王子は、ニコニコ笑って立ち上がった。