いいじゃん、俺の彼女になれば。

怖いけど、あたしは口を開いた。



「この前……。
琉玖が、女の子とふたりで、雑貨屋さんに入っていくところを見たの」



すると琉玖は、「あちゃー」と言いながら、ぺチンと自分の額を叩いた。



「うわー。
マジで?
見られちゃったかー」



そう言いながら、焦っている。



「あーあ。
内緒にしとこうと思ったのに。
バレちゃったー」



「…………」



そんな琉玖の様子を見て……はっきりわかった。