いいじゃん、俺の彼女になれば。

って言葉と、ギュッとあったかい体温で包まれた。



「みくびらないでよ。
あたし達、友達でしょ?」



「…………」



「いい子だろうと、悪い子だろうと……。
心愛が自分のことをどう思っていようと、あたし達は、心愛のことが大好きだよ」



「…………」



「だから、友達してんじゃん」



「…………」



「っていうか、むしろ……。
本音でしゃべってくれる心愛のほうが好き」