いいじゃん、俺の彼女になれば。

琉玖に付きまとわれて、素の自分でいられたから。



でも……。



そう言ってくれるってことは……。



もしかして……。



「あたし……。
本音を言ってもいいの?」



恐る恐る……えりちゃんと有香ちゃんに聞いてみた。



「「……えっ!?」」



びっくりしたようにハモるふたり。



目を大きく見開いている。