いいじゃん、俺の彼女になれば。

それでも、あたしの口は止まらない。



「ありえなくない?
ありえなくない!?
だって、あたし。
アンタとは、さっきまでもこれからも。
ガッツリ赤の他人なんだよ!?」



「…………」



ゆるふわ王子をキッと睨んで、かみつく勢いで怒りまくる。



もう、ここが学校だとか、保健室だとか。



大人しくしていなきゃだとか、相手は男子だとか。



そんなことは、一切、あたしの頭の中から消し飛んでいた。