不登校児は腐女子でした!?

「一次関数って言うのは、yはxの関数。y=ax+b。aはxに比例する部分。b=定数。b=0の場合、y=axなり、比例の関係になる。だから、比例は、一次関数の特別な場合である。」

長々説明してくれた、先生。お疲れさまです。

「分かったか?」

「えぇ。分かりました。」

そうして、答えを記入した。僕は、数学は得意だよ。でもね、さっぱりわかんない。

それから、勉強して10問目にかかった。しかし、全然解けなかったので先生に頼る

「先生。教えて下さい。」

「どこだ。」

プリントに指を指す。

『y=-x+2(1≦ⅹ≦4)のyの変域を答えなさい。』

はい、第2回目分からない単語が発生。「変域」ってなに?

「yの変域か?」

「…先生。変域って何ですかぁ?」

「変域か?それはな、簡単に言うと変数の値の変化する範囲だな。」

「範囲。」

「(分かった。)」

理解ができた僕。理解力だけは、早いんだよなー。

なんとなく、理解していきプリントがすべて出てきたとき昼のチャイムが鳴った。