告死天使

「――先輩は、どんな学部受けるんですか?」

彼女の声。
俺ははっと我に返った。
――彼女と、目が合っていた。

彼女が話していた相手の方を見た…俺の同級生。
いつか、進路の話になっていたらしい。

「俺…う~ん…。」
俺はベースから手を離し、わざとらしく腕組みをした。
「今度の模試次第かな。」