告死天使

「――じゃあ、ごめん、あとお願いします。」

他のメンバーに一礼し、彼女は俺にも、軽く頭を下げた。

「すみません、心配掛けて…。
 今日はありがとうございました。
 ――お疲れ様でした。」

そして、校舎の方へと中庭を横切って行った。

俺はしばらく、その背中を見ていた。