時計の針が午後1時を少しまわった頃。
お母さんに言われた通りリビングに降りて、私はおばあちゃんがくるのを待っていた。
『そろそろかしらね』
お母さんがカーテンを覗きに行こうと立ち上がったそのとき、家の外から車のエンジンの音がした。
『あ、おばあちゃんの車だわ』
お母さんはカーテンを開けて窓越しにおばあちゃんの車を確認すると、すぐに玄関に鍵を開けに行く。
……ってかおばあちゃん、まだ車に乗ってたんだ。
もう75歳だよね?
ちゃんと車庫に車入れられるのかな……。
なんて少し不安になりながらも、私もお母さんに続くようにおばあちゃんを迎えに玄関に走る。
私が玄関についてからすぐに、おばあちゃんが姿を現した。



