まだ出会って間もないのに、こうして親身に私の話を聞いてくれるりんの優しさにも涙が出そうになる。
『……私、頑張る。翔平といつか付き合えるように、彼女になれるように』
溢れそうになる涙を飲み込んで、私は笑ってみせた。
……翔平、好きだよ。
いつか面と向かってそう言える日がくるまで、私は頑張るからね。
『りん、ありがとう』
目を見て微笑んでお礼を言うと、りんは嬉しそうににこっと笑ってくれた。
『愛莉ちゃんなら大丈夫だよ。私、応援してるからね。愛莉ちゃんの恋が叶うように』
箸で給食の魚をひとかけらパクっと口にしたりんが、私に向かって言う。
りんの言ってくれた言葉が嬉しくて嬉しくて、私は嬉し涙を隠すようにちょっとだけ俯いて頬を緩めた。



