時刻はまだ、3時。

家の回りを覚えるために歩いていると、

遠くにキャリアバッグと、メモ?みたいな紙をもった
長身のイケメン。

歳は同じくらいだろうか。

徐々に近付いていく。

近づくにつれ、改めてイケメン、ということを認識する。

すると、そのイケメンが、

「これ、あんた?」

といきなり質問してきた。