さっき追い出したメイドさん達に、ドレスを着付けてもらい、髪を整える。


髪は、まとめて左側に流すだけ。


準備が整うと、ルイが部屋に入ってきた。


「お待たせしました・・・」


私は、ルイに一礼した。


ルイは、私を見て、とても満足気に笑みを浮かべる。


そして、最後に髪飾りを付けてくれた。



「リミア、とても似合ってるよ」



そっと、耳元に近づけた唇が、甘く囁いた。