ホントに、頑張りすぎですよ・・・


「ゼル?」


「足の手当に行きましょ」


「おいっ!持ち場を離れるわけには・・・」


俺は、部下に目で合図し、バルコニーに向かわせる。



「警備は大丈夫ですから!キラさんの足の方がダメでしょ!」


俺の言葉に、後ろでキラさんがくすりと笑う。



「急に、頼もしくなったな」



「・・・っ!」



だって俺は、いつだってキラさんの騎士でいたいから・・・。




~fin ~