【響side】

次の日。俺達はステージにたっていた。








佳奈「どーも。starです。今日も盛り上がろうぜ。」







佳奈の後に歓声と拍手が聞こえた。昨日より盛り上がってる。






佳奈「さっそく、歌います。1曲目は『出会い』。この曲は響達との出会いをうたった歌詞です。聞いてくれるか?」







「おー!!!」と言う歓声と拍手が出て曲が始まった。







<私は親に捨てられ、学校を転校しなきゃいけなかった。

でも、どうしても気持ちが弾まなかった。

その時、明るく絡んで来たのは彼らだった。

最初は素っ気ない態度をとっていた私。

でも、彼らは兄の事を知っていた。

仲間だったらしい。

それを聞いて私は彼らなら信じてもいいと思えた。

皆ありがとう。私を闇から救ってくれて。>








俺は凄く嬉しかった。
信じてくれて。