斎籐「ここで待ってて。呼ばれたら、はいってこい。」









佳奈「はい。」








教室は凄くうるさかった。さすが、不良校。








斎籐「静かにしろ。」





凄く低い声が廊下に広がった。一瞬でシーンと静まった。







斎籐「五十嵐、はいってこい。」







私は教室に入った。










うわ……。髪の色が……。赤やら金やらいろんな色の奴等がいる。やっぱ、不良校だな。







佳奈「私は、五十嵐佳奈(イガラシカナ)。宜しく。」









私は茶髪で、おろしてるから地味子扱いにはならないだろう。






???「(可愛い……。)」






「「よろしくー。」」







皆迎えてくれた。嬉しい。