お前、そんなに苦しそうな顔するなよ。俺も苦しくなるじゃん。






俺は佳奈が泣き止むまで抱きしめていた。









それから、10分後……










佳奈から寝息が聞こえた。










俊「響。佳奈寝てるぞ。」









俺は抱きしめるのをやめ、佳奈をソファに寝かせた。