僕の(わたしの)生きる世界1[完]

モアが去ると、ミハイルが言う。

「では、ジェイク、明日からステラを頼みますよ?」

「はい」

「ルカも明日から、私が教えます。良いですね?」

そう言って、ニヤッと笑ったミハイルにビクッとするルカ。

ステラは、髪留めをした頃の訓練を思い出した。

髪留めを着けたままで、ひたすら森を歩かされた。

歩けるようになると、次に走らされた。

「ミハイル…。ルカにお手柔らかにね?」

「ステラ ルカはきっと、そんなのは望んでないですよ?」

え?っとルカを見ると、いつものようにうつむいて入るが、きっと思考を読めるミハイルの事だ。きっと、そうなんだろうと思った。

「では、教師としての立場から、もう夜も遅い。皆、帰るとしましょう。」

そして、残っていた国王や帝、ポーロに挨拶をすると、ミハイルは生徒全員と転移した。