僕の(わたしの)生きる世界1[完]

「父上、よろしいですか?」

「どうした?」

タケルは、決心した顔で言った。

「学園を卒業したら、城に戻ります。
そうしたら、父上は余生をゆっくりと過ごしてください。」

国王は、タケルの目を見る。

「ただし!俺は俺のままで、俺のやり方をする。俺に媚を売り特別視する者は、即刻解雇するからそのつもりで!と、城の者達に伝えておいてください。」

ハッキリと言い切ったタケルに、国王はポーロの気持ちが少し分かった気がした。

その様子を見たステラは、ジェイクに呟いた。

「確か、誰かも同じようなことを言っていたよね?」

ジェイクは、笑ってごまかした。