僕の(わたしの)生きる世界1[完]

皆は国王に挨拶をする。

「ポーロよ。息子を連れてきたぞ?」

「ありがとうございます。お席でお待ちください。」

タケルは、ヘンリーを見つけて驚いた。

「ヘンリー!!お前のポッサム家の用事もここだったのか?」

ヘンリーは頷く。

「タケル王子、お久しぶりじゃの?」

「爺!ご無沙汰してます。」

「あら?素敵になったじゃな~い?わたくしがあと20年若ければ~。」

「いや 無理だろな」

ベルニカの言葉に、スコットからの突っ込みが入る。

そんな賑やかになった部屋に、ミハイルがモニカとルカを連れて転移してきた。
皆はギョッする。

タケルとヘンリーも、流石に驚いた。

「あ、あの。ここは立ち入り禁止ですの…。」

ベルニカが言うと、ポーロがそれを制する。

「彼等も、会議で重要なメンバーです。」

モニカとルカは、目の前の帝達と国王が揃っている光景と、元陸帝であるポーロの言葉に驚く。

これだけ揃っているのは、お城のパーティでしか、見れないのだから。

ルカに関しては、全く別世界の人達が目の前にいるので、モニカの後ろに隠れっぱなしだった。

「あ…あの。先生??こ これは?」

「さぁ 席に座りましょう。」

そして、着席をするとタケルが近寄ってきた。

「な、何で先生がここに?昼間にモニカとルカを誘ってたってことは、知ってたんですか?」

「タケル?席につきましょう」

ミハイルは、無視して席へと促す。

ヘンリーは、何か起こりそうな雰囲気に、ぞくぞくしていた。

そして、帝達と国王、ポーロとミハイルに念話が飛んできた。

《全員揃ったようですね?それでは、今からそこに向かいます。》