僕の(わたしの)生きる世界1[完]

ミハイルの最初の授業は、生徒の属性の把握だった。

全員、結界が施されている、運動場に移動していた。

「では、各自の使える属性で、何か形を作ってください。形がイメージ出来ないようなら、球体を作るとよいでしょう。」

皆、それぞれ出す。

ジェイクは、一番得意な火を出す。

ヘンリーは、光の玉を。

タケルは、何やら黒い煙を。

モニカは、小さなつむじ風を作った。

ルカは、水の球体を。

それを見て、ステラは少し考えて土を操り、塊を作った。

ミハイルは、生徒一人一人を見て回る。

「宜しい。では、2つ目の属性を持つものは、2つ目で同じようにやってください。」

ヘンリーは、氷の柱を作った。

クラスの皆が、おぉ!と声をあげる。

ジェイクは、光の玉を作った。

タケルは、土で小さな動物を作った。

ステラは、風で地面の砂に絵を描いた。

その他にも、火の玉などを作った生徒がいた。

ミハイルは、一人一人を確認した。

そして、ミハイルは三つ目の属性を持つものは、同じようにやってみろと言った。

ジェイクとステラは、ミハイルからの念話で、やらなくて良いと言われ、何もしなかった。

結局三つ目は。

ヘンリーが、地面に穴を開けた。

「流石です。」

ミハイルは、一言言い放った。

「分かりました。今から私が指名した者達は、先程出した形を、崩れていた者は綺麗に作れるように、そして長い時間作れるように、コントロールしていきましょう。」

そう言って、生徒の名前を呼んでいく。
最後に、ミハイルが呼ぶ。

「モニカ・マッカーニー」

「え?あ、はい!」

「モニカの先程の、風はとても安定がありました。是非コツを皆に教えて差し上げなさい。」

「え!?私がでございますか?」

「不服ですか?人に教えることで、貴女も学ぶことがありますよ?」

「は、はい!」

そして、モニカとその他の15人は、場所を移動して、訓練を始めた。

「今ここにいる8人は、2つないし、3つの属性が扱えるメンバーです。」

ミハイルの言葉に、ステラに念話が届いた。

《ステラ…あたし…水しか使えない…。》

「え!?ルカ?」

ルカを見ると、下を向き困った様子に居た。

「あ、あのミヘル先生!?ルカの扱える属性は水のみだって言ってます!」

「それは変ですね?」

そう言って、ミハイルはルカの額に手を伸ばす。

ステラの記憶を戻した時のように。

ルカは、ビクッと避けようとした。

「動かないでください?…ルカは自分で、気づいていないだけですよ?」

ミハイルはそう言うと、掌から光を放った。

「ルカ?貴女は、水の属性を使用していたから、もう一つに気づけなかったんです。何故ならば、ルカのもう一つの属性が火属性だからです。さぁ 私が今ルカの意識にきっかけを与えたので、出せると思いますよ?」

ルカは、恐る恐る火の玉を出して見せた。

ルカの表情が恐れから、笑顔に変わった。

そしてミハイルは言う。

「ルカ 次回は是非ルカの口から、意思を表示してください?」

「…ハイ…。」

そうして授業は進み、お昼休み

六人は、昼食は寮ではなく、学校内の食堂に行く。