僕の(わたしの)生きる世界1[完]

~天界~

ミハイルは、天界にいた。

「神よ」

「ミハイ~!なかなか、楽しそうじゃないか~?」

ミハイルの前には、男の姿の神がいる。

ミハイルは、眉間にシワを寄せた。

「そんな顔すんなよ~!美人が台無しだぜ?」

「うっせ…。神がこんなキャラだと知ったら、人間達はどう反応するんでしょうね?」

「ミハイ~?お前だって、そうだろうが?」

「貴方ほどじゃない。それより、あの敵の件だが、やはり50年前より力が付いてきたようだ。」

神は、真剣な表情をする。

「あぁ そのようだ。佐々木 海斗は、どうだ?」

「分かってるくせに。」

いちいち聞かずとも、神の事だ。
全て把握済みだろう。

「まぁな…なぁなぁ?ステラだっけ?佐々木 海斗?すっげ~美人だろ?可愛いだろ~?ミハイ、ステラの事~。いや 言わねぇ!」

神は豪快に笑った。

ミハイルは、いつもの事と言え溜め息をついた。

「ミハイル ステラの能力を早く上げろ?ステラの魂をちょっといじったから、どんな能力が覚醒するのか、ちょっと分かんないけど、これが成功しなければ、俺の居た世界は…。消滅する。」

神がミハイルと呼ぶときは、真剣な時だ。

「あの敵の住まう世界に、私が行く形になるのは?」


「ミハイル。それは最悪、お前消滅するぞ?」

「しかし!」

「あぁ 分かってる。あんなのが他の世界に出没したら、天界でも大事件だ。ステラは輪廻の輪に戻せるが、ミハイルは…。その時には、無理をさせる。すまない。」