僕の(わたしの)生きる世界1[完]

ミハイルは、ミヘルから元に戻る。


本来のミハイルの姿に戻った。

白く大きな三対六枚の翼、
腰まで届くブロンドの髪。

ポーロは固まった。

ジェイクも初めて見る羽に感動する。

「何回見ても綺麗なのよね。」

ステラは呟く。

「凄いよ。先生…。いや ミハイル様!本物なんですね」

「ジェイク アルロスの証言では信じなかったのですか?」

「ち…違います!羽を見て、ますます実感したんです。」


固まったポーロが動く。

「ミハイル様?」

ミハイルは、翼をしまう。

「ジェイクは、この方が上位天使だと知っていたのか?」

「ついさっき…。羽は、今初めて見せてもらったけど。」

「何故、高貴なあなたが先生を?」

「今からお話しします。先ずは、この世界の始まりを知っていますか?今の神ではなく、もっと昔の神が作った、この世界。」


今から遠い昔の時代、この世界は今よりももっと魔気が溢れていた。

魔物が多く生息していた時代に、強力な魔力値を持った人物がいた。

その人物は、とても強く、7属性が使えた。

火水風土光闇そして聖


その人物は、この世界を愛した。

そう、その人物こそ初代の総帝と呼ばれる人だった。

その人物が、神の目に止まった。

神は、その人物の前に姿を現して伝えた。

「今後は、そなたがこの世界の神になるのだ」

と。

その人物は、7属性と他に神の属性も使えるようになった。

新しく神となったその人物は、天界へと移り住んだ。