僕の(わたしの)生きる世界1[完]

「 それに家って、ジェイク君は訓練と、総帝の仕事しかしてないでしょう!?」

ミハイルの言葉に固まるポーロ。

「…ジェイク…お前…ばらしたのか?」

ミハイルは、その問いに答える。

「いいえ。ジェイク君のお父様。ジェイク君はけして、ばらすようなことはしていない。私とここにいるステラが特殊なんです。」

ポーロは、お父様と言われた事に照れた。

「ポーロ様 お初にお目にかかります。わたくし、ステラ・キーリと申します。お会いできて光栄です。」


「キーリ?キーリ家の令嬢ですか?」

「はい」

「初めまして。まぁ…。確かに一般人では無いですが…。」


ミハイルは、ふざけた雰囲気を変えると、ポーロに言う。

「ジェイクを受け入れ、父となる覚悟を決めて、そして今はジェイクを守るため、ジェイクの力を隠し続けている。そんなあなただから、私は信頼しましょう。」

「ありがとうございます?」

ポーロは、礼を言っておく。

「ポーロさん。これから話す事は、現時点では、ここにいる四人だけが知る情報となります。ジェイク君と、そしてステラも初めて話す内容もあります。人避けの結界は、ここに来た時点で、既にしました。ジェイクの秘密は守られるでしょう。」

「何を言っているのです?」

ポーロには、この状況が何が何だか分かっていない。

ステラとジェイクも分かっていなかったが、ただポーロにも正体を明かそうとしていることだけは、分かった。