僕の(わたしの)生きる世界1[完]

そこには、ミハイルが居た。



「これは、魔力値を抑えると、私は言いましたよね?」

「ミハイル!?」

「ステラには、どんどん実戦や経験を積んで欲しいですし、むしろ歓迎です。しかし、ステラはまだまだ未熟です。魔力の制御をまだ出来ていないんです。そんなあなたが、ドラゴンを癒したとなれば、魔力の消費も激しいはずです。そんな状態で、着けたら、倒れるに決まってます!」

ステラは、ミハイルに注意を受けつつ思った。

「ドラゴンって…。何で知ってるの?」

「…ン!!…。私は天使ですから。あぁ 人避けの結界を張ったので、総帝もステラもローブを解いて大丈夫でしょう。ジェイクも、ドラゴンへの治癒は結構負担あったんじゃないですか?」

ジェイクは、幻影魔法を解きローブをしまう。

「はい。僕はコントロールは出来ますが、正直ビックリしました。それよりも、あの…。ステラは一体…。僕は何度驚けば良いのでしょう?」

その困った口調に、ミハイルは思わず笑った。

「面白いだろ?一つ、ステラも魔力値を抑えているとだけ言っておきましょう。」

「そうですか。実際がいくつなのか、いつか教えてね?」

ステラは、困ったように笑う。

「いつかではなく、直ぐに教えますよ?さて、行きましょうか?」

ミハイルがそう言うと、ジェイクは慌てる。

「あの 僕はポーロに報告をしなくちゃならないんだ!」

「えぇ 知っていますよ?私は、ジェイクの担任ですから。」

天使ですから、じゃないのかよ!

って突っ込むまもなく、ミヘルへと姿を変えて、転移したミハイルだった。