僕の(わたしの)生きる世界1[完]

ステラとモニカ、ルカは魔力の交換をした。

その時、ジェイクがやって来た。
それに気付いたモニカが言う。

「あら、ジェイクさんも交換しませんか?」

「何をしているの?」

「念話をするための、魔力交換をしていますの」

当然、ジェイクも使えるが、それは言わずに、交換をする。

「よっ!お前等何してんだ?食堂の前で?」

そこに来たのは、タケルだった。

「ちょっ…。あなた、その格好は何ですの!?」

「楽じゃん?」

モニカが思わず突っ込んだ。

上下寝巻きのような姿に、皆唖然とする。

「仮にも王子なんでしょ!?」

「いや、俺は今一般人だし。」

通りすがりの他の女子生徒達がクスッと笑う。

それを気にもしていないタケル。

「まぁ~。気にするな!で?何してんだ?」

「念話が必要になるでしょうから、交換していたのよ?タケルさんも交換いたしましょう」

モニカがそう言うと交換する。