僕の(わたしの)生きる世界1[完]

校内の地図や時間割、各種書類を受けとると、初日は終了した。


その後、各自寮へと移動する。

前もって、必要な荷物は送ってあるので、それぞれ部屋の鍵を受けとる。


ステラは、後でミハイルを問い詰める!

と決意して、モニカ達と寮へと向かった。

寮に着いた生徒は寮の大きさに驚いた。

5つの大きな建物に、1学年づつ棟が分かれている。


そして、Cクラスの生徒は、四人一室


と言っても、部屋の広さは充分あって、ベットには仕切りがあって、プライベートも確保出来る間取りになっている。

1階と2階に割り振られた。

3階には、巨大な食堂と売店や、大浴場やプレイルームや図書室などが揃っていた。

Bクラスは、二人一室

4階から7階に割り振られた。

Aクラスは、一人一室だった。

貴族の生徒には、それなりの広さの部屋が割り振られた。

ステラも部屋のドアを開けると、その広さと、実家にも負けないような豪華な部屋に驚いた。

「まるで…。スイートルーム?」

ステラは一通り部屋を見て回る。

「どうです?素晴らしいでしょう?」

突然現れたのは、ミハイルだった。

「きゃぁあ!!ビックリしたぁ…。もう!!突然来ないで!また勝手に入ってきて!」

「何か問題でも?」

「わたしが着替え中だったらどうするの?」

「私は」

「ハイハイ。同姓でもあるって言いたいのよね?…。それで?なんで先生なの?」

ステラは、ミハイルの扱いに慣れてきたこの頃。

今日一番の疑問を投げ掛けた。

「ステラの指導者として、一番良いと思ったので。」

〈コンコン〉

ステラが何か言おうとした時、部屋のノックする音が聞こえた。

ミハイルは、姿を消した。

ステラが扉を開けると、モニカとルカだった。

「二人とも、どうしたの?」

「あの…。ステラさん、寮と学校の探検に行きませんか?…///…あの…そのあと夕飯もご一緒にと思いまして。迷惑じゃなければ…。」

「えぇ ありがとう!行くわ。ちょっと待っていて?着替えるわね?」


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